なぜ、もう一度プログラミングを考えたのか
今回は、
「なぜ、過去に何度も挫折してきたプログラミングに、
もう一度だけ向き合ってみようと思ったのか」
そのときの気持ちを整理してみます。
最初から前向きだった、というわけではありません。
むしろ、
「できれば避けたい選択肢」
それが、プログラミングでした。
プログラミングは、苦手なものだった
プログラミングという言葉自体は、
かなり前から知っていました。
ただ、
「自分には向いていない」
そう思って、距離を置いてきた分野です。
実際、
・独学に挑戦しては挫折
・教材を買っては途中で放置
・「やっぱり無理だ」と納得してやめる
そんなことを、何度か繰り返してきました。
正直に言えば、
「また同じことを繰り返すんじゃないか」
という不安の方が大きかったです。
それでも、頭から消えなかった理由
それでも、
完全に選択肢から消えることはありませんでした。
理由は、案外シンプルです。
プログラミングには、
他の選択肢にはない特徴があったからです。
・無料で始められる
・年齢や場所に縛られにくい
・作ったものが、そのまま成果として残る
特に最後の点は、
あとから効いてきました。
「立地」という視点
もう一つ、
昔の仕事の経験も影響しています。
ホームセンターで働いていた頃、
同じ商品、同じ価格、同じ努力でも、
立地が違うだけで売り上げがまったく変わる
という現実を、何度も見てきました。
そのとき、
「努力だけでは、どうにもならない要素がある」
そう強く感じました。
もし自分で何かを積み上げるなら、
できるだけ“立地のいい場所”でやりたい。
そう考えたとき、
WEBの世界は、個人にとって
かなり条件のいい場所に見えました。
思考の整理をしてくれた一冊
もう一つ、
プログラミングという選択肢が
頭から離れなかった理由があります。
それが、
『お金の大学』という本でした。
この本を読んで、
「お金を稼ぐ方法」そのものよりも、
考え方の整理をさせられた感覚がありました。
印象に残っているのは、
「収入源は、一つである必要はない」
という前提です。
会社に勤めて、
給料をもらう。
それ以外の選択肢を、
それまでほとんど考えていなかったことに、
少し驚きました。
この本を読んでから、
・スキルを積み上げる
・小さく始める
・失敗しても致命傷にならない形を選ぶ
そういった視点が、
自分の中に残るようになりました。
プログラミングという言葉が、
ただの「難しそうなもの」ではなく、
一つの現実的な選択肢として
意識に引っかかるようになったのは、
この本がきっかけだったと思います。
1000時間という数字
行政書士の勉強時間が
1000時間だと知ったとき、
考え方が少し変わりました。
同じ1000時間を使うなら、
途中でやめても、
何かが残るものの方がいい。
資格の勉強は、
合格すれば大きな成果ですが、
途中でやめた場合、形としては残りにくい。
一方、プログラミングは、
途中でやめても、
・書いたコード
・作ったもの
・考え方
それらは、確実に自分の中に残ります。
この違いは、
思っていた以上に大きなポイントでした。
営業が苦手だった自分には、合っている気がした
もう一つ理由があります。
プログラミングは、
前に出続けなくても成立する仕事に見えました。
作ったものがあり、
それを必要とする人がいて、
そこで初めて会話が生まれる。
この流れは、
小売業の接客で感じていた
「相手の反応に合わせて動く」感覚に、
少し似ていました。
決意、というほどのものではない
この時点で、
「これでいこう」と決めたわけではありません。
ただ、
・お金をかけずに
・今の生活を壊さずに
・小さく試せる
その条件を満たしていたのが、
プログラミングだった、というだけです。
失敗しても、
ダメージが小さい。
それは、
当時の自分にとって
十分な理由でした。
次回予告
次回は、
実際に何から始めたのか。
そして、
どうやって「挫折しにくい形」を作ろうとしたのか。
特別な才能も、
強い覚悟もなかった僕が、
最初の一週間をどう過ごしたのかを書いてみます。

